神奈川民医連

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【神奈川県への要請】無料低額診療事業に関する申し入れ

2023.05.12

2023年5月12日

神奈川県知事

黒岩祐治様

神奈川県民主医療機関連合会

会長 野末浩之

 

無料低額診療事業に関する申し入れ

 

神奈川県民主医療機関連合会(以下:神奈川民医連)では、お金の心配がなく医療が受けられるよう無料低額診療事業を実施しています( 2023 年 5 月現在加盟 25 施設で実施)。2022年度神奈川民医連加盟病院・診療所での無料低額診療事業利用は延べ831件ありました。また神奈川民医連内の無料低額診療事業実施対象事業所に向けアンケートを実施し、課題点を明らかにし、学習交流会を開催しました。また引き続き住まいや職を失うなど生活が困難になっている方たちへの食糧支援となんでも相談会を取り組んできました。

この無料低額診療事業制度を利用して受療権を確保し、症状を悪化させ手遅れ事例が発生することのないよう推進していきたいと考えています。また制度上の不十分な点については今後も自治体などと連携していきたいと考えており、今回私たちは以下の事項を要望します。

 

 

1、無料低額診療事業の実施医療機関をホームページで 紹介するだけでなく、ポスターやパンフレットを作成し、医療機関・役所などの公的機関でもパンフレットを手に取ることができるようにすること。

2、就学児の保護者や、またハローワークで無料低額診療事業を周知し、お金の心配なく必要な医療を受けられるようにすること。

3、院外処方の薬代に関して、医療機関で無料低額診療事業が適用となった患者については新たな制度を創設し、保険薬局への薬代を助成し本人負担をなくすこと。

4、自治体職員、介護支援相談員、公立学校教職員への無料低額診療事業の周知と制度理解を広げることと。

5、オーバーステイの外国人や難民への無料低額診療事業実施の際、医療機関への補助制度を創設すること。

6、国民健康保険加入者で医療費支払いに困難を抱える患者さんに対して、国保44条の運用を分かりやすく、使いやすいものにするよう神奈川県からも各市町村へ周知すること。

 

以上