神奈川民医連

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(神奈川県への要請)新型コロナ感染防止対策の強化と助成金の支給を求める緊急要請

2022.02.07

神奈川県知事

黒岩 祐治様

2022年2月7日

神奈川県民主医療機関連合会

会長 野末 浩之

 

新型コロナ感染防止対策の強化と助成金の支給を求める緊急要請

 

 日頃から新型コロナ感染対策にご尽力いただきありがとうございます。

新型コロナの感染は、新規感染者が全国で10万人を超えるまで拡大しました。保育園や学校、医療機関や介護施設等では、クラスターが起きています。1月21日から神奈川県では、蔓延防止重点措置の適用が始まりましたが、新規感染者は、7,000人を超え、自宅療養者は50,000人を超えています。コロナ対応の病床使用率は51%を超えました。若年層だけではなく、高齢者にも感染が拡大してきています。まったく、「ピークアウトの兆しは見えない」状況が続いています。

神奈川県は、こうした状況を踏まえ、6歳~49歳で重症化リスクの低いなどの条件を満たした人を対象に1月28日から検査キットや無料検査機関で陽性が判明した県民が医療機関を受診せず、自主的に療養する仕組みを導入しました。そのため、医療機関での検査や確定診断が省略されました。また、自宅療養者へのパルスオキシメーターの貸与や安否確認の電話連絡を重症化リスクの高い人に限定されています。第5波の時に指摘されたように軽症者と言われるなかにも中等症の方が占めている可能性があります。自宅療養者へのフォーローアップが重要です。

医療現場や介護現場は、スタッフの感染だけでなく、家族の感染による濃厚接触により欠勤が相次ぎ、その日の勤務体制を組むのがやっとという状態が生まれています。

また、現場では、検査キットの不足や検査試薬の不足が指摘されています。そのため、発熱外来も受け入れ人数を制限せざる得ない状況が続いています。市民向けのワクチン接種(3回目)は、行政から接種券の配布が始まったばかりで、「オミクロン株の感染スピードに対応できていない」というのが現場の実感です。こうしている間にも、オミクロン株は、急速な勢いで拡大しています。そこで、以下の要請を行います。

 

【要請事項】

 

1.引き続き、コロナ陽性患者の受け入れ病床や宿泊療養施設を拡充すること。

2.抗原検査・PCR検査の無料実施機関を拡充すること。

3.4月以降も高齢者福祉施設や障害福祉施設等におけるPCR検査を継続して行うこと。

4.発熱外来を開設している医療機関やPCR検査を実施している医療機関に助成金を支給すること。

5.すべての児童・生徒に抗原キットを無償配布すること。

6.医療機関をはじめ、高齢者施設や障害者施設等の感染対策に係る費用を助成すること。

 

以上