神奈川民医連

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【神奈川県への要請】熱中症に関する緊急対策の申し入れ

2020.08.25

2020年8月25日

神奈川県知事

黒岩 祐治様

神奈川県民主医療機関連合会

会長 野末 浩之

 

熱中症に関する緊急対策の申し入れ

 

猛烈な暑さが日本列島の各地を襲っています。最高気温35度を超す猛暑日となった観測地点が相次ぎ、熱中症の疑いで救急搬送される人が急増しています。

消防庁の発表では、8月10日~16日の熱中症による救急搬送者は、全国で1万2,804名に上りました。65歳以上の高齢者が6割を占めています。高齢者は体温調整が難しく脱水症になりがちです。室内で熱中症になるケースが後を絶ちません。救急搬送された半数近くが住居内でした。東京都観察医務院によると8月1日~17日までに亡くなった79名のうち、エアコンを使わず屋内にいた人は約8割の65名でした。

エアコンは、猛暑から命と健康を守る最低限の生活必需品です。2018年6月27日、厚労省は、生活保護を申請した人を対象に一定の条件を満たす場合、エアコンの購入費を認める通知を出しました。

そこで、私たちは、猛暑から命と健康を守るために下記の緊急対策を強く求めるものです。

 

 

1.厚労省通知に該当する生活保護利用者には、その内容を周知徹底し、必要な対象者には可及的速やかにエアコンが設置できるように支援すること。

 

2.2018年3月以前から生活保護を利用し、エアコンを所有していない人に対しても、購入費の支給を行うよう政府に要望すること。

 

3.生活保護利用者のエアコンが故障し、修理を必要とする場合にも、住宅維持費として費用の支給を行うよう政府に要望すること。

 

4.先の厚労省通知に該当しない場合でも、神奈川県としてエアコン設置のための生活資金の緊急貸付を行うなど人命最優先の対策を講じること。

 

5.神奈川県として、65歳以上の住民非課税世帯の人を対象に、エアコン購入費や修理費の補助を独自に行うこと。

 

以上